超離散KdV方程式に関する論文、J.Phys.A:Math.Theorの Highlights of 2013に選ばれる
2014年04月28日 05時21分00秒 (#66)
中田庸一 特任助教が2013年06月07日に発表した超離散KdV方程式に関する論文が Journal of Physics A: Mathematical and Theoretical誌の Highlights of 2013 に選ばれました。
Y. Nakata: "Solutions to the ultradiscrete KdV equation expressed as the maximum of a quadratic function", J. Phys. A: Math. Theor. 46 (2013) 265203. doi:10.1088/1751-8113/46/26/265203.
(要旨) パラメータに依存するある離散凸二次関数の最小値を凸解析の手法を用いて評価することにより、その最小値がソリトン解や周期解を特殊な場合として含む超離散KdV方程式の解となることを示した。