iBMath
国立研究開発法人日本医療研究開発機構/文部科学省 研究開発施設共有等促進費用補助金
創薬等ライフサイエンス研究支援基盤事業:生命動態システム科学推進拠点事業
転写の機構解明のための動態システム生物医学数理解析拠点
Institute for Biology and Mathematics of Dynamic Cellular Processes The University of Tokyo
東京大学 生物医学と数学の融合拠点
博士3年
根上 春
PhD Student Haru NEGAMI
所属: 東京大学 工学系研究科先端学際工学専攻

研究内容

2010 年に発表された論文 [1] において、タンパク質の立体構造を近似する境界付き二次元閉位相多様体 (= 曲面) を構成するアルゴリズムが提唱されている。この曲面をタンパク質のFatgraph モデルと呼ぶ。修士課程まで東京大学大学院薬学系研究科で学んだ知見を生かし、Fatgraph モデルの創薬への応用を目標に研究を進めている。

[1] R. C. Penner, et al., Fatgraph models of proteins. Communications on Pure and Applied Mathematics, (2010).